【美容の仕事紹介】
2016.07.11 | エステ ネイル ブライダル ヘアメイク メイク 美容師
- ヘアスタイリストとは?
技術とセンスで「美」を提供するヘアスタイルのエキスパート!
お客様一人ひとりに似合うヘアデザインを提供し、カットやカラー、パーマといった美容技術を提供する「ヘアスタイリスト(美容師)」。
ほとんどの人が、一度は美容室(サロン)に足を運んだ経験があると思いますが、それくらい、私たちにとってごく身近にある職業ではないでしょうか。
近年、テレビや雑誌で取り上げられることも多く、華やかな業界に見えますが、お客様一人ひとりの個性や要望に合わせ、本当に満足していただくサービスを提供するためには、確かな技術と経験、そして高い接客スキルが求められる、プロフェッショナルの世界です。
国家試験をクリアし、アシスタントを経て初めて一人前のスタイリストになることができますが、そんな厳しい世界だからこそ、お客様に満足してもらえた時、「来てよかった」「ありがとう」の言葉をもらえた時の喜びはひとしお。
自分の仕事の成果、そしてお客様の笑顔を間近に見ることができる、とてもやりがいのある職業です。
サロンの数は年々増えていますが、お客様が求めているのは「自分に本当に合う」サロン、「自分をキレイにしてくれる」スタイリスト。たくさんのサロンが存在し、ごく身近になった時代だからこそ、お客様のニーズや個性を的確に捉え、確かな技術、サービスを提供できるヘアスタイリストが求められているのです。
- ブライダルヘアメイクアーティストとは?
花嫁に「美」と「幸せ」をプレゼント!特別なシーンに華を添えるヘアメイクのプロフェッショナル
近年、レストランウェディングやガーデンウェディング、二人の個性を出すオリジナルウェディングなど結婚式のスタイルが多様化し、それにあわせて、ヘアメイクやドレスのニーズも多種多様なものになっています。
そうした多様なニーズに応え、花嫁さん一人ひとりにピッタリのヘアアレンジやメイクアップを施すヘアメイクのプロフェッショナルが「ブライダルヘアメイクアーティスト」です。
結婚式当日のヘアメイク、お色直しはもちろん、事前の写真撮影やドレスのフィッティング、コーディネートにも携わり、新郎新婦の特別な日をサポートします。
結婚式は、二人にとって一生に一度の大切な日。プレッシャーもありますが、新郎新婦と喜びを共有し、たくさんの笑顔に出会うことができる、「やりがい」と「感動」のある職業です。
花嫁の魅力を最大限に引き出すためには、単にメイクを施すだけでなく、肌の色やドレスの色、デザイン、会場の明るさや雰囲気など、すべてのバランスを見ながら一番キレイな状態に仕上げる、専門的で高度なスキルが求められます。
しかし、だからこそ、今後はヘアメイクの担当がドレス選びから当日のアテンドまで、トータルにサポートできるのが理想と言われています。
1to1のサービスが求められる時代、ブライダルのニーズはさらに多様化していくことが予想されますが、そんな時代だからこそ、一人ひとりに合わせたウェディングスタイル、ヘアメイクを実現できるプロのブライダルヘアメイクアーティストが、今後ますます求められていくでしょう。
- ヘアメイクアーティストとは?
「個性」やTPOに合わせたヘアメイクでキレイを引き立てる「美」のクリエイター!
「ヘアメイクアーティスト」とは、一言でいうと、ヘアアレンジやメイクアップを施す人のこと。
ヘアメイク事務所に所属して、テレビや雑誌、ファッションショーなどの撮影現場で俳優さんやモデルさんのメイクを手がけたり、映画や舞台の特殊メイクを手がけることもあります。
ヘアスタイルやメイクによって、人の印象はガラリと変わりますし、俳優さんやモデルさんの場合、それが仕事にも影響します。また、顔の輪郭やパーツ、髪質などは一人ひとり異なるため、モデルさん一人ひとりの個性、また衣装やTPOに合わせたヘアメイクを考えることが必要になります。
技術面に加え、臨機応変な対応や美的センス、オリジナリティが求められる難しい仕事ではありますが、自分の技術やセンスでモデルさんが美しく変身していくこと、また、テレビや映画、雑誌といった媒体に関わる仕事では、自分の仕事が写真や映像として残ったり、テロップに自分の名前が流れるなど、自分の「作品」が残せるというやりがいや喜びもあります。
ヘアメイクアーティストになるために、特に決まったルートや資格はありませんが、現場では、ヘアアレンジやメイクアップ技術のほか、場合によってはネイルや衣装、アクセサリーといったトータルの演出を求められることもあります。そのため、美容師免許やメイクアップの資格だけでなく、ネイルやファッション色彩、着付けやフェイシャルエステなど、美容に関する様々な資格を持っておくと、就職時にも心強く、仕事の幅もぐんと広がるでしょう。
- エステティシャンとは?
お客様一人ひとりの身体の悩みに応える「美」のプロフェッショナル
近年、老若男女、あらゆる世代の中で「美」への意識が高まりつつあり、テレビや雑誌といったメディアの中でも、美容の特集を見かけない日はありません。
そんな現代、かつては一部の女性の間でのみ利用されていた「エステティックサロン」も、今ではごく身近なサービス施設の一部となり、店舗数の増加はもちろんサロンの種類や業態も多様化し、最近では、「メンズエステ」と呼ばれる男性向けのエステティックサロン、サービスも多く見かけるようになりました。
「エステティシャン」とは、こうしたエステティックサロンやブライダルサロンなどで働く専門技術者のことで、全身の美容に関わる様々なサービス、技術を提供する、いわば「美」のプロフェッショナル。
皮膚科学や生理学などの専門知識をベースに、自分の手で施術を行う「手技」や専門の美容機器などを用いて、フェイシャルケアやボディケア、無駄毛の脱毛などを行います。
「肌をキレイにしたい」「部分痩せをしたい」「毛穴の開きを改善したい」または「結婚式に向けてキレイになりたい」など、人間の見た目が一人ひとり異なるのと同様に、肌や身体に対する悩みも十人十色。
エステティシャンは、そういったお客様一人ひとりの悩みや要望を的確にキャッチし、それに沿ったサービスや美容技術を提供することで、お客様のカラダのケアだけでなく、「キレイになりたい」という"心"にも「美」や「潤い」を提供できる、とてもやりがいのある職業なのです。
- ネイリストとは?
ケアや補修から華やかな装飾まで幅広いサービスを提供。爪の美容に関するスペシャリスト
爪の美容に関する様々なサービスを行うのがネイリスト。爪のケアから、カラーリングやデコレーションといった装飾、スカルプチュアと呼ばれる人工爪の製作まで、幅広いサービスを提供します。
中でも、わずかな面積の爪の上に美しいペイントや立体アートを施す「ネイルアート」は代表的なネイリストの仕事であり、職人芸ともいえる細やかな技術には、海外からも関心が寄せられています。
ネイリストとして働く際には、ほとんどの場合「ネイリスト技能検定」や「JNAジェルネイル技能検定」「ネイルサロン衛生管理士」など、ネイルの技術やサロンの運営に関する資格が必要となります。
また、ファッションやメイクとのトータルコーディネートを踏まえた上で、カラーリングやデコレーションを提案することも多いので、「JMAメイクアップ技術検定」や「ファッション色彩検定」などの資格を取得するネイリストもいます。
主な就職先は、ネイルサロンです。ネイルサロンは独立店舗の他に、デパートや商業施設、コスメショップなどの中に設立されているものも多く存在します。また、美容室やエステサロン、ブライダルサロンなどでもネイリストは募集されています。その他、派遣や出張、フリーランスという働き方を選ぶネイリストも存在します。
- ビューティアドバイザーとは?
スキンケアやメイクに悩むお客様の心強い味方!
商品選びからメイクアップまで幅広くアドバイスします
ビューティアドバイザーは、スキンケアやメイクアップに関して様々な助言や提案をしながら、化粧品の販売を行います。
百貨店やドラッグストアには膨大な数の化粧品が並んでいます。肌質や対象年齢によっても細かく分類されているので、自分に合った化粧品を探そうとして迷ってしまう人も少なくありません。そんな人達の要望や悩みを聞き、的確な商品をご案内したり、正しいケアやメイクアップについてアドバイスを行うのがビューティアドバイザーです。
ビューティアドバイザーを目指す上で必須となる資格はありませんが、よく求められる資格として、「JMAメイクアップ技術検定」や「ネイリスト技能検定」、「認定フェイシャルエステティシャン」、「パーソナルカラー検定」など、メイク技術やカラーコーディネートに関する資格や「ファッションビジネス能力検定」「サービス接遇検定」といったビジネス能力に関する資格などが挙げられます。
主な就職先は化粧品メーカーです。国内外の様々なメーカーに就職し、百貨店やドラッグストア、コスメショップなどに配属されるのが一般的です。最近は駅の再開発に合わせて、駅ビル内にも女性客を対象としたドラッグストアや、コスメショップなどが増えているので、ビューティアドバイザーの活躍の場は今後も増えことが期待されます。
- トータルビューティシャンとは?
あらゆる美容の技術とセンスを活かして、全身を美しく変えてゆく「美」のエキスパート
トータルビューティシャンとは、その名のとおり、あらゆる美容術を提供する仕事です。通常、美容サービスは分野別に分かれていて、髪は美容師、顔はメイクアップアーティスト、爪はネイリスト、身体はエステティシャン……といった形でそれぞれのジャンルを専門の施術者が担当します。しかし、それらを一手に担い、総合的な美容サービスを行うのがトータルビューティシャンです。内面と外見双方を磨き上げ、人一人を丸ごと美しく変えてゆきます。
トータルビューティシャンを目指す上で必須となる資格はありませんが、「美容師免許」や「JMAメイクアップ技術検定」をはじめ、「認定フェイシャルエステティシャン」や「JNAジェルネイル技能検定」、「ファッション色彩能力検定」など各美容分野の資格を取得しておくとよいでしょう。その他、「アロマテラピー検定」や「着付」といった資格も役立ちます。
主な就職先は、エステサロンや美容室、ブライダルエステサロンです。また、経験を積み、独立して自身のサロンを開業したり、フリーランスとして働くトータルビューティシャンもいます。なお、近年では美容サービスの多様化に伴い、ビューティサロンがホテルに併設されるケースも増え、トータルビューティシャンの活躍の場は広がりを見せています。
皆様、参考にしてください。