美容師になるにはどうすればいい?資格・学校・学び方まで完全ガイド

2025.05.15 | 進路選び 美容師

「美容師になりたい!」と思ったら、まずは「どうすればなれるのか」が気になりますよね。実は、美容師になるには国家資格が必要だったり、専門学校に通う必要があったりと、いくつかのステップを踏みます。

この記事では、「美容師になるにはどうすればいいの?」という疑問に答えながら、必要な資格や学校の選び方まで詳しく解説します。

 

 

美容師になるにはどうすればいい?

美容師になるためには、ただ髪を切る練習をすればいいわけではありません。ここでは、美容師になるために知っておきたい「免許」と「学校」について詳しく説明します。

美容師になるには免許が必要!

美容師として働くには、「美容師免許」が必要です。

この免許は、国(厚生労働省)が発行している国家資格。つまり、プロとして髪をカットしたりカラーをしたりするには、ちゃんとした許可がいるんです。

この免許を持っていない人が、お客様の髪を切ったりすることは法律で禁止されています。

美容専門学校で学び、国家試験に合格しよう

美容師になるためには、国が決めた「美容師養成施設」という学校で勉強する必要があります。

その代表が美容専門学校。美容師はもちろん、ヘアメイクアーティストやネイリストなど、美容の仕事を目指す人たちが通っています。

美容専門学校では、カット・カラー・パーマのやり方だけじゃなく、お客さまとの会話のコツや、お店をきれいに保つ方法など、現場で役立つことをたくさん学べます。

そして、しっかり勉強したあとに「美容師国家試験」を受けて合格すれば、晴れて美容師としてスタートできます!

美容師になるまでのステップ

「美容師になりたい」と思ったら、まずはどんな道を進めばいいのかを知ることが大切です。美容師になるまでの一般的な流れは、次のとおりです。

1.美容専門学校に入学する
2.美容師国家試験にチャレンジする
3.アシスタントとして経験を積む
4.スタイリストとして施術を担当する

各ステップを詳しく解説します。

1. 美容専門学校に入学する

美容師になるための第一歩は、美容専門学校に入学することです。ここでは、髪のカットやパーマの技術だけでなく、お客様への接客マナーや衛生管理など、美容師に必要な知識を幅広く学びます。

また、専門学校には 昼間課程・夜間課程・通信課程 の3つの学び方があります。

・昼間課程:昼間に通学し、しっかり学ぶスタイル
・夜間課程:仕事をしながら夜に通うスタイル
・通信課程:働きながら自分のペースで学ぶスタイル

昼間・夜間課程は2年以上、通信課程は3年以上の学習期間が必要になります。また、夜間課程や通信課程は、昼間課程に比べると学費が安くなることが一般的です。

学習期間や学費が違ってくるので、自分の生活や目標に合った学び方を選ぶことが大切です。

東京ベルエポック美容専門学校は、どの学科も週4日の登校です。休みの日は、自宅やサロンの現場でスキルを磨く、友達と買い物に行くなど、自分にぴったりの過ごし方ができます。

2. 美容師国家試験にチャレンジする

美容専門学校を卒業したら、いよいよ「美容師国家試験」を受けるタイミングです。この試験に合格すれば、美容師免許がもらえます!

試験は、2つのパートに分かれています。

・筆記試験:美容に関する知識や、法律、衛生(えいせい)管理についてのテスト
・実技試験:ウィッグ(人形の頭)を使って、カットやパーマの技を実際にやって見せるテスト

どちらも合格しないと免許はもらえないので、学校で学んだことをしっかり復習して、自信を持ってのぞみましょう!コツコツがんばれば、きっと夢に近づけます。

3. アシスタントとして経験を積む

美容師免許を取得しても、すぐにお客様の髪を切る「スタイリスト」になれるわけではありません。まずは「アシスタント」として経験を積むことが必要です。

アシスタントの主な仕事は、シャンプーやカラー剤の塗布、道具の準備、サロン内の掃除など。細かい作業が多く、地道な努力が求められますが、この期間にしっかりと技術を磨くことがとても大切です。

一般的に、アシスタント期間は約2〜4年が目安だといわれています。この間に基本的な技術や接客スキルを身につけ、平均3年程度でのスタイリストデビューを目指します。

4. スタイリストとして施術を担当する

アシスタントとして経験を積み、カットやカラーの技術が認められたら、いよいよスタイリストデビューです。

スタイリストになると、お客様の髪を自由にデザインできるようになります。

必要なのは、髪を切ったり染めたりする技術だけではありません。お客様の希望をしっかり聞き、満足してもらうためのコミュニケーション力もとても大切です。

美容専門学校の種類

美容専門学校には3つの種類があり、それぞれ学び方が異なります。

・昼間課程(2年制)
・夜間課程(2年制)
・通信課程(3年制)

それぞれの違いをしっかりと理解して、自分の生活や目標に合った学校を選びましょう。

昼間課程(2年制)

平日の週4日間、朝から夕方まで授業があり、2年間で美容師免許の取得を目指します。最も一般的なスタイルで、多くの学生がこの方法を選びます。

この学び方では、基礎的なカット・カラー・パーマの技術はもちろん、接客マナーや美容業界の知識もしっかり学べます。授業のほかに、実習やコンテストへの参加、インターン制度を活用できる学校もあり、実践的なスキルを身につける機会が豊富です。

【こんな人におすすめ】

・学生生活をしっかり楽しみながら学びたい
・集中的に学び、2年間で美容師免許を取得したい
・友達や仲間と一緒に学ぶ環境がほしい

夜間課程(2年制)

昼間は働きながら、おもに平日の夕方~夜に授業を受ける方法です。学費を抑えたい人や、アルバイトをしながら学びたい人に向いています。

昼間の時間を自由に使えるため、美容室でアシスタントとして働きながら経験を積むことも可能です。働きながら学ぶことで、早く現場に慣れ、就職後に即戦力として活躍しやすくなります。

ただし、日中の仕事と夜の授業を両立するためには、体力と時間管理が必要になります。しっかりと計画を立てて、学業と仕事のバランスを取ることが大切です。

【こんな人におすすめ】

・学費を抑えながら美容師を目指したい
・美容室で働きながら、実践的なスキルを身につけたい
・自分のペースで学びながら、収入を得たい

通信課程(3年制)

仕事をしながら学べる通信制です。自宅学習がメインですが、定期的なスクーリング(通学授業)があり、自宅での習得が難しい実技の授業を受ける必要があります。

柔軟に学ぶことができて、費用も抑えらえる点が大きなメリットです。時間的・金銭的に余裕がない場合でも、自分のペースで美容師を目指せます。

すでに美容室で働いている人や、フルタイムの仕事をしながら美容師免許を目指したい人にピッタリです。

【こんな人におすすめ】

・すでに美容室で働いていて、美容師免許を取得したい
・フルタイムで仕事をしながら学びたい
・自分のペースで勉強しつつ、スクーリングで技術を学びたい

美容専門学校の選び方

美容専門学校を選ぶときは、自分の目標や生活に合った学校を選ぶことが大切です。ここでは、選び方のポイントを詳しくみていきましょう。

授業カリキュラムの内容

学校ごとにカリキュラムが異なるので、まずは「自分が学びたい技術や知識をしっかり取得できるか」を確認しましょう

・基本技術(カット・カラー・パーマ・ヘアセット など)
・メイク・ネイル・エステなどの美容全般の学習
・コンテストや実習、インターンの有無

将来、美容師だけでなく、ヘアメイクやブライダルなどでも幅広く活躍したい場合は、美容について総合的に学べる学校を選ぶのもおすすめです。

国家試験の合格率や就職実績

美容師免許を取得するためには、国家試験に合格することが必須です。

国家試験の合格率が高い学校は、それだけ質の高い教育を提供できているということがわかります。

以下のようなポイントを確認して、夢を叶えるためのサポート体制が充実している学校を選びましょう

・国家試験の合格率が高いか(授業の質が高い証拠)
・就職率や卒業生の進路を確認(有名サロンへの就職実績など)
・就職サポート制度が充実しているか

卒業後にどんな道が開けるのかを知るために、学校の就職サポートや卒業生の活躍もチェックしておくと安心です。

美容師になるには自分に合った専門学校選びが重要

美容師として活躍するためには、自分に合った専門学校を選ぶことがとても大切です。カリキュラムや国家試験の合格率、就職実績などをしっかり確認し、自分の目標に合った学校を選びましょう。

東京で美容師を目指すなら、東京ベルエポック美容専門学校がおすすめです。最新のトレンドを学べる環境が整っており、有名サロンとのつながりも強いため、実践的なスキルを身につけやすいのが特徴です。

美容師科では、自分の生活に合わせて選べる2つのプランがあります。

・1日プラン:1日の授業時間は4限と長めですが、登校日は半日プランより少ない
・半日プラン:1日の授業時間は短めですが、登校日は1日プランより多い

このように、無理なく学べる柔軟なカリキュラムが魅力です。東京ベルエポック美容専門学校で、美容師としての第一歩を踏み出しましょう。

 

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