美容師免許の取り方完全ガイド|必要条件・学校の選び方国家試験対策まで

2025.12.10 | 美容師

美容師として働くためには、厚生労働省が発行する国家資格「美容師免許」が必要です。取得には学校選びや学び方、国家試験対策、申請手続きなど、いくつものステップがあります。

この記事では、美容師免許の取り方を基礎から解説し、美容師養成施設の昼間課程・夜間課程・通信課程の学び方の違い、国家試験の内容、合格率までわかりやすく解説するのでぜひ参考にしてください。

美容師免許とは?

美容師免許は、人の髪をカットしたり、パーマやカラーをしたりできるプロの証です。この免許がないと、美容室でお客様の髪を扱うことはできません。

なぜかというと、美容師は髪や頭皮に直接触れたり、薬剤を使ったりする仕事だから。もし正しい知識や技術がないまま施術をしたら、髪が傷んだり、肌トラブルにつながってしまう危険があります。

だからこそ、厚生労働省がつくった「美容師法」という法律で、専門学校で学んで国家試験に合格した人だけが免許を取れるように決められているんです。

美容師免許を持っている人は、カットの技術だけじゃなく、パーマ液やカラー剤の正しい知識、衛生管理の方法、シャンプーのやり方などもしっかり身につけています。

つまり、美容師免許は「安心してお客様を任せられるプロですよ!」という証明書。免許を手にした瞬間からお客様の前に立てるんです。

美容師免許取得の条件

美容師免許を取得するには、3つの条件を順番にクリアする必要があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

美容師養成施設を卒業する

まずは、美容師になるための専門学校や通信課程など、厚生労働省が認めた「美容師養成施設」に通います。

ここでカット・カラー・パーマの技術や、衛生管理、接客マナーなどをしっかり学びます。

美容師養成施設には昼間課程・夜間課程・通信課程があり、自分の生活スタイルや目指すスピードに合わせて選べます。卒業資格がないと、次のステップである国家試験を受けることはできません。

美容師国家試験に合格する

養成施設を卒業したら、次は年に2回行われる「美容師国家試験」に挑戦します。

試験は筆記と実技の2つ。筆記では衛生や法律、美容技術理論などが出題され、実技ではカットやワインディング(ロッドを巻く技術)、オールウェーブセッティングなどを実際に行います。

この試験に合格すれば、晴れて最終ステップへ進めます。

美容師名簿に登録(免許申請)をする

国家試験に合格したら、厚生労働大臣に指定を受けた理容師美容師試験研修センターに申請することで、美容師名簿に登録されます。

この登録が完了してはじめて、美容師免許証が手元に届きます。つまり、試験に受かっただけでは美容師にはなれず、登録まで完了してはじめて美容師免許を取得できるのです。

美容師免許の取り方とルート別比較

美容師免許を取るために学ぶ美容師養成施設には、大きく分けて「昼間課程」「夜間課程」「通信課程」の3つがあります。

どれも最終的には同じ免許を取れますが、学び方や期間、費用が大きく違うため、自分の生活スタイルや目指すスピードに合わせて選ぶことが大切です。

昼間課程(2年制)

一番スタンダードなのが昼間課程です。

2年間、平日の昼間に授業を受けるため、じっくり実習時間を確保でき、同級生と過ごす時間も多く、学校生活が充実しやすいのが魅力です。

コンテストやヘアショーなどのイベントにも参加しやすく、学生らしい経験を積みたい人にはぴったりといえるでしょう。

夜間課程(2年制もしくは3年制)

夜間課程は2年~3年の期間で、授業は夕方から夜にかけて行われます。そのため昼間にアルバイトや仕事ができ、学費を自分で稼ぎながら通えるのがメリットです。

ただし授業時間が短いため、復習や自主練習をしないと技術が身につきにくく、夜遅くまでの通学は体力的にきついと感じる可能性もあります。

通信課程(3年以上)

通信課程は働きながら学べるルートで、最短でも3年かかります。授業のほとんどは自宅学習で、定期的なスクーリング(通学日)で実習を行います。

働きながら免許を目指せるのが最大の魅力ですが、自分で勉強スケジュールを管理する必要があり、実習も短期間に集中して行うため、自己管理が苦手な人には少しハードルが高いかもしれません。

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美容師国家試験の概要と対策

美容師免許を取得するための最後の関門が、美容師国家試験です。

試験は年に2回(1〜3月頃と7〜9月頃)実施され、実技試験と筆記試験の両方に合格する必要があります。どちらか一方だけでは免許はもらえないため、両方の準備を計画的に進めることが重要です。

実技試験の内容と合格基準

実技試験では、実際の美容技術を制限時間内に正しく行えるかをチェックされます。課題は大きく分けて2つです。

ひとつは「カッティング」、もうひとつは「セッティング」です。セッティングは、パーマのロッドを巻く「ワインディング」と、ウェーブを作る「オールウェーブセッティング」のどちらかが出されます。

実技試験は減点方式となっています。技術力だけでなく不衛生な扱いでも減点されるため、普段から繰り返し練習し、手順を体に染み込ませておくことが大切です。

筆記試験の内容と合格基準

筆記試験はマークシート方式で、美容理論、法律、衛生管理、毛髪や皮膚の構造など幅広い分野から出題されます。暗記だけでなく、手順や用語の意味を理解しておくことが合格へのカギです。

合格基準は60%以上の正答率。また、どの科目にも無得点がない必要があります。実技よりも一見ハードルは低く見えますが、出題範囲が広いため計画的な学習が必要です。

合格率の最新データと難易度の目安

最新の合格率はおおむね50〜80%前後で推移しています。数字だけ見ると「半分以上受かるから大丈夫そう」と思うかもしれませんが、学校での練習や勉強を怠ると一気に厳しくなります。

特に実技は本番特有の緊張でミスしやすいため、模擬試験やリハーサルで慣れておくことが重要です。

試験対策のポイント

合格のためには、まず基礎を固めることが第一。実技は正しい手順を体が自然に動くまで繰り返し、筆記は重要ワードや過去問題を使って理解を深めましょう。

また、試験当日を想定した練習も効果的です。道具の準備や時間配分の練習を本番同様に行い、当日の流れに慣れておくと、緊張を和らげて実力を発揮しやすくなります。

美容師免許取得後の進路と就職先

美容師免許を手に入れたあとは、働き方や活躍の場所が一気に広がります。王道の美容室勤務から、まつ毛やメイクの専門職、さらには海外や教育の道まで、選択肢はさまざまです。

ここでは代表的な進路を紹介します。

美容室(スタイリスト・アシスタント)

一般的な就職先は美容室です。免許を取ったばかりの頃は、シャンプーやカラーの塗布、掃除や準備などを行うアシスタントからスタートします。

数年かけて技術を磨き、スタイリストとしてお客様を一人で担当できるようになります。接客のやりがいや、常連のお客様との信頼関係をつくれることが大きな魅力です。

アイリスト

美容師免許を持っていると、まつ毛エクステやまつ毛パーマを行う「アイリスト」として働くこともできます。目元の印象を変える繊細な技術が求められ、特に美容室併設のまつ毛サロンアイラッシュ専門店での需要が高まっています。

手先の器用さや細かい作業が好きな人に向いている職種です。

ヘアメイク

テレビ、映画、舞台、撮影現場、結婚式など、さまざまな場面で出演者やモデルの髪型やメイクを担当する仕事です。華やかな舞台で活躍でき、イベントや撮影が成功したときの達成感は大きな魅力です。

職場はブライダルサロン、撮影スタジオ、芸能プロダクションなど多岐にわたり、ヘアだけでなくメイクや着付けのスキルも求められます。

訪問美容

高齢者施設や自宅に出向き、カットやカラーを提供する訪問美容も近年注目されています。外出が難しい方の生活を豊かにできるやりがいのある仕事で、福祉や地域貢献に興味のある人におすすめです。

移動や器材の準備が必要ですが、お客様との距離が近く、人の役に立っている実感を得やすい分野です。

その他(海外・インストラクターなど)

美容師免許を持っていれば、海外の美容室やサロンで働くチャンスもあります。国によっては追加資格やビザが必要ですが、異文化の中で技術を活かせる貴重な経験ができます。

また、美容専門学校やメーカーの講師として技術を教える「インストラクター」も進路の一つ。現場経験を生かして、次世代の美容師を育てるやりがいがあります。

美容師免許は“プロ”へのパスポート!

美容師免許は、髪を切る技術だけでなく、人を笑顔にし、自信を与えるための“プロの証”です。取得までには学校で学び、国家試験の合格、免許申請といったステップがありますが、国家試験を受けるまでのルートや学び方は一つではありません。

昼間課程で最短デビューを目指すもよし、夜間や通信で働きながら進むもよし。自分に合った道を選ぶことが、夢を叶える第一歩になります。

せっかくなら学ぶ環境にもこだわりたいところです。

東京ベルエポック美容専門学校では、現役プロによる実践的な授業や、サロンワークに近い環境での実習、最新の美容トレンドを学べるカリキュラムが整っています。ヘアメイク、アイリストなど幅広い分野も学べるので、美容師免許取得後の選択肢がぐっと広がります。

「好き」を仕事に変えるための道は、あなたが踏み出すその一歩から始まります。美容の世界で輝く未来を、東京ベルエポック美容専門学校で叶えてみませんか。

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