美容部員の仕事内容とは?1日のスケジュールや求められるスキルを解説

2025.08.28 | メイク

「美容が好き」「メイクに関わる仕事がしたい」という人におすすめの仕事の一つが美容部員です。

化粧品を販売するだけでなく、お客様に合ったメイクを提案したり、肌悩みに寄り添ったアドバイスをしたりと、美容部員は多彩なスキルが求められます。

この記事では、美容部員の仕事内容や必要なスキル、やりがいなどを詳しく解説します。

美容部員とは?

美容部員とは、お客様の「キレイになりたい」という気持ちをサポートするプロフェッショナルです。

商品を紹介するだけでなく、肌の悩みに合わせたスキンケアのアドバイスや、似合うメイクの提案を通じて、お客様の毎日を明るく楽しくするお手伝いをします。

たとえば、「ニキビが気になるけど、メイクも楽しみたい」と悩んでいる高校生のお客様には、肌にやさしいスキンケアを提案しながら、肌をきれいに見せるベースメイクや自然に見えるアイメイクを伝えます。こうしたサポートを通じて「明日から学校行くのが楽しみ!」と思ってもらえたら、最高ですよね。

美容部員は、化粧品の知識や技術を使って、お客様の「自信が持てる毎日」をつくる仕事です。「人を笑顔にするのが好き」「メイクが好き」「美容のことをもっと知りたい」という人には、ぴったりの道です。

美容部員の具体的な仕事内容

美容部員の仕事は「販売」だけではありません。毎日の仕事のなかには、さまざまな役割があります。ここでは、具体的な仕事の内容を見ていきましょう。

お客様へのカウンセリングやメイク提案

美容部員の大切な仕事のひとつが、お客様に合ったメイクの提案です。

まずは丁寧なカウンセリングで、肌の悩みやメイクの好みを聞き取ります。たとえば、「乾燥が気になる」「ナチュラルな仕上がりにしたい」など、お客様の声に耳を傾けることで、その人にピッタリの化粧品やメイク方法を提案できます。

メイクの実演をしながら「キレイになった!」と笑顔になってくれる瞬間は、大きなやりがいにつながるでしょう。

新商品の紹介や使用方法の説明

美容の世界は、つねに新しい商品やトレンドが登場します。美容部員には、新商品についていち早く知り、その魅力をお客様にわかりやすく伝える役割もあります。

たとえば、新しいファンデーションが出たら、「どんな肌に合うのか」「どう使えばきれいに仕上がるのか」を、自分の言葉で説明します。

商品の良さをしっかり伝えることで、お客様が安心して購入できるようになります。

店内のディスプレイや整理整頓

見やすく・手に取りやすい売り場を作ることも美容部員の大切な仕事の一つです。

季節ごとに雰囲気を変えたり、話題の商品を目立つ場所に置いたりと、工夫することでお客様の「もっと見たい!」という気持ちを引き出します

整理整頓が行き届いたお店は、それだけで「このお店なら安心」と感じてもらえるポイントになります。

売上管理や在庫チェックなどの事務作業

接客だけでなく、裏方の仕事も美容部員には欠かせません。売上の確認やレジの管理、商品の在庫チェックなどの事務作業も日々の業務に含まれます。

たとえば、人気商品が減ってきたらすぐに補充をしたり、売れ筋のデータをもとに次の販売計画を考えたりします。

こうした事務作業をしっかりこなすことで、お客様にスムーズに対応できる環境をつくることができ、信頼につながります。

美容部員の1日のスケジュール

美容部員は、ただ「メイクをするだけ」ではありません。お客様を笑顔にするために、毎日いろいろな仕事をこなしています。ここでは、そんな美容部員の1日を、くわしく紹介します。

出勤~開店準備

朝は、お店をピカピカにすることからスタート。鏡やカウンターを磨き、商品がキレイに並んでいるかをチェックします。

その後はスタッフ全員でミーティング。今日の目標や、お客様への接し方を話し合い、チームの気持ちをひとつにしてスタートします。朝の準備がうまくいくと、1日がスムーズに流れるんです。

接客・カウンセリング・商品の提案

お店がオープンすると、いよいよ接客タイムです。お客様の肌の悩みや「こんなふうになりたい」という希望を聞きながら、ぴったりのスキンケアやメイクを提案します。

その場でメイクを実演することも多く、「こんなに変われるなんて!」と喜んでもらえることが、いちばんのやりがい。コミュニケーションを重ねながら、自分の技術や知識もレベルアップしていきます。

在庫チェック・事務作業

接客の合間には、商品の数を確認したり、売れたアイテムを記録したりといった事務作業もこなします。

お客様が欲しい商品をしっかり届けるためには、こうした地道な仕事もとても大切。目立たないけれど、お店全体を支えている大事な役割なんです。

閉店作業・1日の振り返り

閉店後は、1日使った道具やスペースをきれいに片付けて、次の日に備えます。そのあとに行うのが、スタッフ同士での振り返りタイムです。

「今日のお客様に喜んでもらえたこと」「もっとできたかもしれない提案」など、感じたことをシェアします。こうした日々の振り返りが、次の成長につながっていくのです。

美容部員に必要なスキルや知識

美容部員は、ただメイクが上手なだけではなく、たくさんのスキルや知識が必要です。ここでは、特に大切な3つのポイントを紹介します。

丁寧な接客と会話力

美容部員にとって、お客様との会話はとても大切な仕事のひとつです。お客様の希望や悩みをしっかり聞き出すことで、ぴったりのアドバイスや商品提案ができます。

ただ商品を紹介するだけではなく、「今日はどんなことにお困りですか?」「普段どんなメイクをしていますか?」とやさしく質問しながら、お客様の本当のニーズを見つけていきます。

笑顔を絶やさず、ちょっとした変化にも気づける気配りがあると、お客様も安心して心を開いてくれます。おしゃべりが得意ではなくても、練習すれば誰でも上手になれるので安心してください。

丁寧な会話と心からの笑顔が、お客様に信頼される美容部員への第一歩です。

化粧品や肌の知識

化粧品や肌についての基本的な知識は、美容部員には欠かせません。正しい知識があれば、自信を持ってお客様にアドバイスできるからです。

たとえば、「乾燥肌にはこの成分が効果的です」「敏感肌にはこのスキンケアが安心ですよ」といったように、肌のタイプに合った化粧品の成分を知っていれば、お客様にぴったりのアイテムを紹介できます。

美容専門学校では、こうした基礎知識をしっかり学べるカリキュラムが組まれているので、今はまだ知識がなくても学校で一歩ずつ学んでいけば大丈夫です。

知識は自信につながります。コツコツ覚えていけば、自然とプロフェッショナルな接客ができるようになります。

メイク技術とお客様に合った提案力

メイクの技術を磨くことも大切ですが、「お客様に合った提案」ができることがさらに大事です。

流行のメイクをそのまま取り入れるだけではなく、年齢や雰囲気に合わせて「その人らしさ」を引き出すことが求められるからです。

たとえば、若いお客様にはトレンドのカラーを取り入れたメイク、大人のお客様には品のあるナチュラルメイクを提案するなど、相手に合わせたアレンジができると、とても喜ばれます。

最初から完璧にできなくても大丈夫。繰り返し練習することで、少しずつ感覚がつかめてきます。メイクモデルを頼んだり、自分自身でいろいろ試したりして、楽しみながら上達できます。

美容部員の仕事内容を知って「好き」を仕事にしよう

美容部員を目指すなら、美容専門学校での学びがとても役立ちます。美容部員に求められるのは、メイクの技術だけではないからです。接客マナー、スキンケアの知識、化粧品に関する理解など、幅広いスキルが必要になります。

専門学校では、こうした必要な知識と技術を、基礎からしっかり学べるので、卒業後すぐに現場で活躍できる力が自然と身についていきます。

東京ベルエポック美容専門学校は、美容業界と深くつながっているのが大きな魅力です。現役のプロから直接授業を受ける機会があったり、有名ブランドとコラボした特別授業に参加できたりと、実践的な学びをたくさん用意しています。

リアルな現場に近い環境で学べるので、自分に足りない部分や伸ばしたいところがはっきり見え、成長スピードもぐっと早まります。

また、どんな場所でどんな先生たちと学ぶのかを自分の目で確かめるためにも、オープンキャンパスへの参加がおすすめです。まずは一歩踏み出して、夢に向かって準備を始めましょう。

\OpenCampusの予約はこちらから/

«  | 

資料請求

資料請求

LINE

LINE相談